Codex をはじめて使う方向けの手順書です。Oura Ring のデータを Codex に読ませて、体調を見える化します。(2026年11月5日時点の情報)
つなぎ方は2通りあります。まずは「基本編」で試して、慣れたら「上級編」で自動化するのがおすすめです。
https://membership.ouraring.com/(Ouraのメンバーシップハブ)を開き、Ouraのアカウントでログインします。※ スマホアプリの「共有」から出せるのは印刷用のレポート(PDF)で、Codexで分析するには向きません。必ずメンバーシップハブから書き出してください。
oura-data のようなOura専用のフォルダを新しく作ります。※ Codexは、選んだフォルダの中のファイルを読んだり書き換えたりできます。ほかの書類が入っていないフォルダを使うのが安全です。
oura-data を開きます。下のプロンプトをコピーして、Codexの入力欄に貼り付けて送信します。
このフォルダに、私のOura Ringのデータ(Ouraから書き出したファイル)が入っています。 次の順番で進めてください。 1. どんなファイルがあり、どんな項目(睡眠・Readiness・アクティビティ・心拍など)が入っているかを、専門用語を使わずに一覧で教えてください。 2. 直近30日の「睡眠スコア」「Readinessスコア」「安静時心拍」「HRV」の推移を表にまとめてください。データが見つからない項目は「見つからない」と書いてください。 3. 調子が良かった日と悪かった日を3日ずつ選び、何が違ったのかを、データからわかる範囲で教えてください。 4. 明日から試せる生活の工夫を3つ、理由付きで提案してください。 守ってほしいこと: ・元のデータファイルは書き換えたり消したりしないでください。 ・結果は「oura_report.md」というファイルにまとめて、このフォルダに保存してください。 ・医療的な診断はしないでください。気になる数値があれば「医師に相談を」と添えてください。
このフォルダのOura Ringのデータから、直近1週間のふり返りを作ってください。 ・睡眠スコア、Readinessスコア、安静時心拍、HRVの1週間の平均を、その前の週と比べて「上がった/下がった/変わらない」で示してください。 ・いちばん調子が良かった日と悪かった日を1日ずつ挙げ、考えられる理由を1行で書いてください。 ・来週気をつけることを3つ、箇条書きにしてください。 ・全体を15行以内にまとめてください。 ・元のデータファイルは書き換えないでください。医療的な診断はしないでください。
| もの | 説明 |
|---|---|
| Python 3.10 以上 | MCPを動かすのに使います |
| Schimmilab/oura-mcp-server | 有志が作った Oura 用のMCP(非公式)。https://github.com/Schimmilab/oura-mcp-server |
| Ouraの開発者アカウント | OAuthアプリの登録に使います。本人だけで使うなら審査は不要です |
※ 以前の記事にある「Personal Access Token(個人用トークン)」は廃止の方向で、新しく発行できません。今はOAuthの登録が必要です。
https://developer.ouraring.com/applications を開き、新しいアプリを作ります。http://localhost:8080/callback を入れます。(1文字でも違うと動きません)C:\oura-mcp-server)に置きます。.env という名前のファイルを作り、下の3行を書きます(xxxx はステップAで控えた値)。OURA_CLIENT_ID=xxxx OURA_CLIENT_SECRET=xxxx OURA_REDIRECT_URI=http://localhost:8080/callback
python -m venv .venv .\.venv\Scripts\Activate.ps1 pip install -r requirements.txt python generate_tokens.py
.env にトークンが自動で書き込まれ、試しにデータが取れるか確かめてくれます。C:\Users\(ユーザー名)\.codex\config.toml に下の内容を足します。[mcp_servers.oura] command = "C:\\oura-mcp-server\\.venv\\Scripts\\python.exe" args = ["C:\\oura-mcp-server\\main.py"] cwd = "C:\\oura-mcp-server"
※ Client Secret やトークンは config.toml に書かず、.env だけに置きます。この設定例は公式の書き方に合わせて作ったもので、つながらないときは下のプロンプト3でCodexに原因を聞いてください。
oura という名前のMCPサーバーがつながっているか確認してください。 つながっていたら、昨夜の睡眠データとReadinessスコアを取得して、わかりやすく見せてください。 つながっていなければ、原因と直し方を、パソコンに詳しくない人にもわかる言葉で教えてください。 Client Secret やトークンの値は、画面に表示しないでください。
oura-data を選び、下のプロンプト4を貼ります。oura のMCPサーバーから、昨夜の睡眠と今朝のReadinessのデータを取得して、今朝の体調レポートを作ってください。 ・睡眠スコア、Readinessスコア、安静時心拍、HRVを、過去7日の平均と比べて「上がった/下がった/変わらない」で示してください。 ・今日のおすすめの過ごし方を1行で書いてください(例:「今日は軽めの運動にとどめる」)。 ・全体を5行以内にまとめてください。 ・医療的な診断はしないでください。 ・データが取れなかったときは、レポートを作らずに「取得できませんでした」とだけ書いてください。
| こんなとき | 見直すところ |
|---|---|
| 書き出しのメールが来ない | 最大10日ほどかかります。迷惑メールのフォルダも確認してください |
| Codexがファイルを読めない | Codexで開いたフォルダに、展開したファイルが入っているか確認してください |
| 認証で止まる(上級編) | Redirect URIが http://localhost:8080/callback と完全に同じか確認してください |
| APIでデータが取れない(上級編) | Ouraアプリでメンバーシップが「有効」になっているか確認してください |